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胸郭出口症候群
胸郭出口 斜角筋(前斜角筋と中斜角筋)と肋鎖間隙(鎖骨と第1肋骨の間)で囲まれた部分を胸郭出口と云い、この狭い部分には血管(鎖骨下静脈と鎖骨下動脈)と神経(上腕神経叢)が通っています。
何らかの理由で胸郭出口部分が狭くなり、血管や神経が圧迫され、肩こり腕のしびれ等を引き起こす症状を胸郭出口症候群と言います。

原因
■姿勢
なで肩或いは翼状肩甲は肋鎖間隙(鎖骨と第1肋骨の間)が狭くなるので血管や神経が圧迫されやすくなります。また姿勢が悪いと斜角筋が緊張することにより神経が刺激され、同じ症状を引き起こします。
■事故等による斜角筋の損傷
事故等により斜角筋を傷付けてしまうと、それが原因で胸郭出口症候群の症状が現れることがあります。

改善方法
軽度の胸郭出口症候群であれば体操による筋力アップで、胸郭出口を広げる姿勢(体型)を維持出来る様にすることができ、症状も改善することが出来ます。しかし重度の胸郭出口症候群の場合は、胸郭出口を広げる為の装具を付けたり、手術を必要とする場合があります。

胸郭出口症候群の治療に関しては、日本における第一人者の一人でもある北上済生会病院院長。岩手県医科大学名誉教授。医学博士である阿部正隆氏著のこの本は、胸郭出口症候群の自己診断テストや簡単に出来る体操療法等など詳しく胸郭出口症候群について書かれています。
序文に解剖学的な筋肉の名称等の専門的な単語が多く出て来るので、最初から読み出すと一瞬読みづらいと思われがちですが、解剖学的な話はほんの2〜3ページだけです。丁寧な解説と大きめの活字、そして肩こりに関しての日常的なQ&A、肩こり解消体験者レポートなど、全体的に大変読み易い本だと思います。慢性的な肩こりに悩まされている方は、頸肩腕症候群ではなく、もしかすると胸郭出口症候群かもしれません。Veer管理人も持っているお薦めの肩こりの本です。
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